MSでスラローム

今回は、ガンプラでスラロームする際の姿勢を台座無しで撮ろうと、「ガンダムビルドダイバーズ」に出てくる模型であるグリモアレッドベレーを使って試みました。


Slalom  - HG Grimoire Red Beret -Slalom - HG Grimoire Red beret - (1)

きっかけは、パッケージにある完成写真でした。この胴体とインラインスケートのような足元の形状を見て、これはスラロームで曲がる際の姿勢が台座なしでも出来そうと思えてきたからです。

オリジナルは、「Gのレコンギスタ」に出てくるMSグリモアです。大先祖時代のザクやグフの仕様に寄りそったMSで、胴体が球体デザインであることに好印象を持っていました。そこに、今回のパッケージで、インラインスケートのような足元です。このことが、高速移動するドムや、ドムと同様に陸を高速移動出来るボトムズのAT(アーマード・トルーパー)の印象と重なってきました。色彩スキームからすれば、AT寄りのデザインと言えます。今回加えられた本体でのギミックは、脚と足を使ったシザーだけという。実に堅実な仕様で、スキル次第で改修する範囲が大きく変わる包容力のあるパッケージではないでしょうか。


Slalom - HG Grimoire Red beret - (2)Slalom - HG Grimoire Red beret - (4)

バーニア・スラスターの追加

当初、改修することなく組み立てたいと思っていましたが、このMS全体を見渡すと、前へと推進する力を吐き出す箇所が見当たりません。状況偵察する機体が格納されるザックには下向きの排気口だけです。このインラインスケートのような足元で、どのように前へ進むのか。

浮力で進むというわけにもいかないので、ATのように脚にブースターを搭載して推進する形態を選択しました。手持ちの余剰パーツ群にあったバーニア・スラスターを色々試した結果、脹脛にダイレクトに付けています。少々角度に難がありますが、屈んで進めば良いでしょう。他にも、姿勢制御用として脚の前方に存在していたものが、シザーになるギミックのために無くなっていたため、腰アーマーの前と後にも一つずつ追加してみました。

この模型の利点は、足首の左右への可動範囲が広いことでしょう。実にうまいパーツ構成です。傾けても、その姿勢を維持してくれます。オリジナルでこれですから、インラインスケートのような足元にする発想が生まれたものと思われます。目的が達成できたのも、このパーツのおかげです。ちなみにタイヤが要らない場合には、オリジナルの足が余剰パーツとしてあるので、戻すことができます。

塗装

色彩スキームは、このパッケージのスキームに準拠しました。スコープドッグ以外のATのスキームも似合いそうです。ヘッドや肩の赤には、Mr.カラーのクランベリーレッドパールを塗りました。胴体や腕などの緑には、スカイを使い、その他の緑は、全体的に軽量感を持たせたくOD色ではなくタミヤのアクリル塗料のダークグリーンを使用しています。青の部分は、下地にラッカー塗料のNo.8シルバーを塗った上にアクリル塗料のクリヤーブルーを塗ってあります。

余談ですが、ラッカー系塗料やエナメル塗料の筆洗いには、ブラシウォッシャーの瓶に、「筆ピカ」を入れて洗っています。うすめ液(シンナー)を使わずに済むので心身的に助かってます。部屋にあの匂いが充満することなく、心地よく次の塗装へと続行できる利点は、ありがたいものです。

汚し塗装には、ガイアノーツのオイルや、タミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン、ブラウン)といったエナメル塗料を細めの丸筆で薄めに汚しました。他のグレイの銃器やザックなどは、ウェザリングカラーのマルチグレイでウォッシングしただけです。

最後に

特定のポージングを撮るという昔のガンプラでは大掛かりな改修を施す必要があったものが、今はいとも簡単に出来るという。なんと感慨深いことでしょうか。また、このグリモアというMSは、オリジナルの設定からして小型です。1:144ということになっていますが、1:48や1:72のスケールモデルと一緒に飾っても同スケールかのように違和感がない。いっそのこと、1:48のAFVと一緒にジオラマを彩ることもやぶさかではないという欲望も湧きます。この丸みあるモデルは、実に色々と多くの欲望を膨らませてくれる優良な一品といえます。



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